何を測るか
重賞だけで学習した「3着以内に入りそうか」の評価です。値が大きいほど上位で、◎はその1位。
犬指数と同じ152個の材料に、
重賞で効く26個を足しています。
| 足した材料 | 中身 |
| 重賞の経験 | 重賞に何回出て、何回3着以内に入ったか(出走前までの累計) |
| クラスの壁 | 自己最高クラスとの差、昇級初戦かどうか |
| 相手の強さ | 自分以外の顔ぶれの能力の平均・最大、自分との差 |
| 遠征 | 前走と違う競馬場か、中央と地方をまたぐか |
| 間隔 | 休養明け(60日超・120日超)の扱いを分ける |
| 格の裏付け | 過去に3着以内に入ったクラスの最高・平均 |
学習は2015〜2022年の重賞のみ、中央と地方を合わせて(地方だけでは3,862行しかないため)。乱数3本の平均を使います(1本だと地方が67〜72%で振れたため)。
当日オッズを一切使いません。値も、◎も、○▲☆△✕も、レース後に変わりません。
作り直す前の狼指数は「猫指数の上位6頭のうち期待回収率が最大の馬」で、オッズが動くと◎が変わる設計でした。「能力は上位なのに人気がない馬を狙う」という考え方自体は、オッズを抜くと機能しません(予測人気が最下位の馬の3着内率は地方18.3%/中央15.0%、能力と人気の差が最大の馬で38.5%/43.6%)。そこで狙いを変え、重賞に特化した能力評価にしました。
使い方
- このタブを開くと、重賞だけが表示されます。◀▶も、重賞のある日だけを移動します
- 値は犬指数と同じ0〜100の目盛りですが、重賞の中での比較に使ってください(重賞は頭数が多く相手も強いので、平場より低めに出ます)
- 印は◎を狼指数1位にして、以降は狐と同じ役割。ただし部品は狼指数と予測人気順です(下の表)
実績:◎の3着内率(2023年〜2026年10月、重賞のみ、金沢・帯広を除く)
| ◎の決め方 | 地方 169レース | 中央 491レース |
| 狼指数(今・オッズ不使用) | 69.8% (63〜77%) | 50.7% (46〜55%) |
| 狼指数(前・オッズ使用) | 67.5% (60〜75%) | 34.2% (30〜38%) |
| 犬指数1位 | 51.5% | 50.9% |
| 猫指数1位 | 40.2% | 45.8% |
| 狐指数(勝率最大・オッズ使用) | 75.1% | 50.1% |
| 1番人気 | 78.7% | 58.2% |
◎の勝率は地方32.0%/中央23.2%、◎の平均人気は地方1.8/中央2.2です。
年ごと(学習は2015〜2022年なので、どの年も未知のデータ)
| 区分 | 2023 | 2024 | 2025 | 2026(10月まで) |
| 地方 | 70% 44R | 61% 46R | 76% 46R | 73% 33R |
| 中央 | 57% 129R | 46% 129R | 49% 130R | 50% 103R |
地方は年40〜46レースしかないので、61〜76%の振れは
レース数の少なさによるものと見てください。中央は46〜57%で安定しています。
なぜ重賞専用にするのか
犬指数は
平場では強いのに(1位の3着内率 地方71.4%/中央59.9%、47,607/12,663レース)、
地方の重賞では51.5%まで落ちます。地方の重賞は中央からの遠征馬が混ざり、顔ぶれの強さも普段と違うので、平場で学習した指数がそのままでは当たりません。狼指数はそこを埋めるために「遠征」「相手の強さ」「重賞の経験」を明示的に材料にしています。
逆に、狼指数を
平場に当てると犬指数に負けます(地方65.6% 対 71.4%/中央55.7% 対 59.9%)。
重賞は狼、平場は犬という住み分けです。
正直に書いておくこと
- 1番人気には勝てていません(地方 78.7%/中央 58.2%)。オッズを使わない以上、重賞の市場より当てられる指数ではありません。狼指数は「オッズを見ないで、重賞の顔ぶれだけからどこまで評価できるか」です
- 中央では犬指数とほぼ同じです(50.7% 対 50.9%)。中央の重賞で狼指数を見る意味は、いまのところ「犬指数と一致するかの確認」程度です。効いているのは地方の重賞で、犬指数より18ポイント高くなります
- 地方は169レースしかありません。区間が63〜77%と広いので、数字はこの幅で読んでください
- 重賞だけで学習したモデルですが、平場に当てても地方65.7%/中央55.6%(全47,776/13,154レース)で、崩れてはいません。ただしタブは重賞だけを表示します
印の部品(なぜ狼指数自体を使うか)
犬・猫では○▲☆△✕の部品をオッズ抜き(自作モデルの3着内確率・予測人気順・オッズ抜き期待回収率)に替えました。同じ部品を狼にも当てると、重賞では
○の3着内率が66.9%→39.6%まで落ちます。汎用のモデルは重賞に弱いためです。
そこで狼の部品には
狼指数そのもの(重賞用の3着内確率)を使います。
| 案 | 部品 | ○の3着内率(地方) | F1 3連複の的中率(地方) |
| 前(オッズ使用) | Hit・人気・期待回収率 | 66.9% | 60.9% |
| 犬猫と同じ部品 | 自作3着内確率・予測人気順・オッズ抜き期待回収率 | 39.6% | 42.0% |
| 今(採用) | 狼指数・予測人気順 | 53.3% | 66.9% |
○単体では前より落ちますが、
買い目全体の的中率は上がり(60.9%→66.9%)、しかもオッズを使いません。